こんにちは、オーナーのYUMIKOです。
突然ですが皆さん、ここ最近、「腸内細菌」への関心が高まっているそうですよ。
ということで、今回は体の中にいる「菌」についてお話いたします。
体の中にいる「菌」について
実は皮膚にも常在菌は棲んでいます。
成人の皮膚を広げると約2㎡。細菌数は全体で約1兆個(種類は約200種類)。
常在菌がいない場所はごくわずかで、健康な人の場合、骨髄や筋肉などの組織、肺や脳などの臓器、そして血液などの体液にはいないとされています。
もちろん顔にも約10億個の常在菌が棲んでいて肌の状態を左右しています。
長年エステのお仕事をしてきましたが、常在菌について詳しく勉強をしたことがありませんでしたが、今回強く興味を持ち、その中でもお肌を良い状態に導いてくれるという”美肌菌”について調べてみました。
皮膚に存在する代表的な皮膚常在菌は4種類
まずは皮膚に存在する代表的な皮膚常在菌は4種類います。
皮ブドウ球菌(善玉菌=美肌菌)
皮膚の角質層に常在し、汗・皮脂・角質をエサとして繁殖します。病原菌の侵入を防ぎ表皮を守る機能と、保湿成分をのグリセリンを作るため、美容業界では”美肌菌”と呼ばれています。
黄色ブドウ球菌(悪玉菌)
肌荒れを引き起こす原因菌やアトピー性皮膚炎の原因菌としても知られています。黄色いニキビの原因になります。健康な人の肌にはほとんど存在しません。
アクネ菌(日和見菌)
1型2型3型が存在しています。1型のみ悪玉菌でニキビの原因菌です。2・3型は有機酸を作る善玉菌で酸素があると保湿成分を作り『善玉アクネ』とも呼ばれています。
マラセチア菌(日和見菌)
酵母に近いカビ菌です。普段はおとなしい菌ですがアレルギーがあったり皮膚の抵抗力が低下すると炎症やかゆみの原因となります。
表皮ブドウ球菌とアクネ菌は、ともに働いて肌にうるおいを与え、肌を弱酸性に保つことで病原菌や黄色ブドウ球菌の大増殖を抑えています。
美肌菌がお肌に与える影響は?
美肌菌が棲むのは表皮の一番外側にある角質層の表面や隙間です。
その厚さ0.02mmの角質層に存在する美肌菌の量や質がお肌の状態の良し悪しを左右するということになります。
美肌菌が多いとお肌は…
美肌菌の多いお肌は以下のような状態になります。
- 肌の水分量が増えてキメが整う。
- 保湿力が高まる。
- シワなどの肌の老化を抑える。
- 悪玉菌が増えるのを防ぐ。
- 肌トラブルの原因が減少する。
では、美肌菌が減少する原因は…
美肌菌が減少する要因は以下のことが考えられると言われています。
- 乾燥
- 酸化
- 紫外線
- 生活習慣
- ストレス
- 過度なスキンケア
これらはワードはすべて老化の原因とさんざん言われているので皆さんご存じですね。
ということは、美肌菌を減らさず、強化すれば老化は抑えられるということになります。
そもそも美肌菌のはたらきとは?
美肌菌は、皮脂や汗をエサに保湿成分のグリセリンなどを作って、肌のバリア機能を高めてくれる”天然の美容液”なんです。
今まで、肌の表面には汗と皮脂が混ざり合った天然の乳液が水分の蒸発を防ぎ、外的刺激から守ってくれますが、16歳以降その働きは衰えるので化粧品の乳液が必要になると教えられてきました。
しかし、美肌菌を増やして強くすれば年齢に関係なく、天然の美容液は作られます。
汗や皮脂を排出する機能しかない汗腺や皮脂腺から化粧品を肌の内部に届けたり足りないものを補うスキンケアより、化粧品の力を借りるのであれば、肌の表面で美肌菌が皮脂や汗をエサに”天然の美容液”を作るお手伝いをしてくれる化粧品を探した方がよいのではないかと思ったのです。
そんな訳で、次回は”美肌菌”とうまく付き合う方法などをお伝えしたいと思います。
お店情報
KUMULIPO(クムリポ)
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三重県鈴鹿市平田新町1-46 エミュHIRATA401
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営業時間:9:30~20:00(最終受付18:30)
定休日:金曜日・祝日
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